先生のまなび

中国地区私立幼稚園教育研修会岡山大会に参加しました

8月19日~20日 中国地区私立幼稚園研修会岡山大会がままかりフォーラムで行われました。
記念講演 「可能性に目覚める力を育てる」
デザイナー、日本デザインセンター代表取締役社長、武蔵野美術大学教授
原 研哉先生の講演を拝聴いたしました。
キャベツをテーマにし、デザインした写真を沢山見せて頂きました。様々な角度からキャベツを捉えている発想のおもしろさに驚きました。型にはめるにではなく、どうやってクリアな方向に伸ばしていくのかが大切です。大人は頭を柔らかくして、子供たちをしっかり受け止める事の重要性をお話頂きました。見立てる力をしっかり受け止めてあげましょうとお話されていたことが、印象に残りました。映像で、原先生のデザインされた写真を見せて頂き癒されました。これから子供たちと向き合う時、無数にある見方を意識していきたいと思いました。

基調講演「保育の質をめぐって」子ども理解から始まる環境の構成の意味をあらためて考える    きらきら星幼稚園長 公益財団法人 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構理事           福岡児学院大学非常勤講師 香蘭女子短期大学非常勤講師

黒田 秀樹先生の講演を拝聴いたしました。

保育の質が高いというのはどういうことなのか。それは「子どもが満足感や幸せ感をどれだけ持てるか、子どもの笑顔がいっぱいあることです」とお話されていたことがとても心に響きました。

幼児教育は、環境による教育です。幼児教育の在り方はD(実践)→C(評価)→A(改善)→P(計画)である。教師が一方的に用意した環境で子どもを遊ばせるのでなく、子供と共に作る環境構成という視点を忘れずに、子どもたちが幸せで笑顔いっぱいになれるよう、また素敵な保育のデザイナーを目指してこれからの保育に励んでいきたいと思います。

つしま幼稚園 後藤雅子 記

 

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