2019年9月15日・22日・29日の3日間、岡山県保育士等キャリアアップ研修会(乳児教育)に参加しました。
今回の研修に参加したことで、乳児期の関りは、人間関係や生活の面で今後の成長に大きな影響を持つことを再確認しました。また、講義や他の園の方々とのグループワークを通し、園の方針の意義の再確認や、自らの活動を子どもたちにとってより良いものとする多くのヒントを得ることができました。
例えば、当たり前ですが、乳児は大人のように話すことができません。しかし、泣くという行為に代表されるように、指差しや単語、表情や仕草といった様々な行為で、乳児は自己の思いを周りに伝えようとしています。
こうした働きかけをいかに受け止め、読み取る保育者の関りが、子どもの自信や喜びを育み、成長に繋がるということを改めて学びました。
乳児期の教育の重要性をしっかりと認識し、他園の良いアイデアも取り入れながら、日々子どもとしっかりと関り、ふれあうことを通して、「心の根っこを育てる」という当園の教育理念を実現していきたいです。
また、活動を通して育みたい資質・能力を意識するのはもちろんのこと、今まで以上に個々の発達段階や当日の子どもの様子・体調等にも目を向け、適切な環境を整えたり、柔軟な働きかけや触れ合い方を変えることで、「健やかに伸び伸びと育つ」「身近な人と気持ちが通じ合う」「身近なものと関り感性が育つ」乳児教育を実現し、子どもたちの身体的・社会的・精神的発達の基盤を培う役割を果たしていきたいです。
つしまひまわり保育園 近藤 舞香 記