令和元年10月3日・10日・24日の三日間、岡山県保育士等キャリアアップ研修(保健衛生・安全対策)に参加しました。
今回の研修に参加し、子どもの急な病気や怪我が起きた時の対応・処置方法を詳しく勉強しました。
喘息では、発作の重症度により異なりますが「ゼーゼー」というものの、食事や睡眠が可能な軽度の場合は、まず心身の安静を図り、寝かせて横になるよりも座らせると楽に呼吸ができる(起坐呼吸)ことを知りました。
また、子どもは発作により不安を感じてしまうかも知れないので、保育者は慌てずに声をかけて、安心させられるようにすることが大切だということ、中度以上の発作が見られる場合は医療機関に連れていくことや早急な対応が求められます。
熱性痙攣では、保育者は大声で呼んだり、身体を揺らしたり押さえつけたりせず、慌てずに痙攣時間を計り、10分以上続く場合は救急車を呼ぶこと、5分以内に痙攣が治った場合は様子を見るという事を再確認しました。
また、他園での対応・処置方法を先生方と急な怪我・病気の事例を出し合い、グループワークを行いました。
そこで特に大切だと思った事は、保育者同士の共通理解と協力体制の確立が、速やかな対応・処置に繋がるという事です。
子どもの急な怪我・病気や、少しの体調変化にすぐに気づき対応ができるよう今まで以上に気をつけて保育を行いたいと思いました。
つしまひまわり保育園 近藤 舞香 記