12月18日(水)、株式会社アイギス代表取締役の脇 貴志先生を講師にお招きし、大森学園の各園長・副園長・主幹教諭を対象に、危機管理研修をしていただきました。
脇先生が準備してくださった資料の中に、全国の保育現場で過去に発生した死亡事故の一覧がありました。その資料を目の当たりにし、脇先生からそれらの事故の経緯についてのお話を伺うと、事故は決して他人事ではないと恐怖を感じました。事故はどの保育施設でも起こる可能性があり、いくつもの偶然が重なり合って起きるのだそうです。
事故を防ぐためには、職員が子どもの『動静把握』をすることが重要だと教えていただきました。
『動静把握』をするためには、
・常に子どもの行動を把握するため、死角をなくすこと
(保育者はどんな時も子どもに背を向けず、子どもがよく見える位置にいること)
・それぞれの職員がいろいろなことに気づき、子どもに気を配れるよう、職員同士でお互いに声をかけ合うこと
が大切だそうです。
また、園で取り決めたルールは必ず守ること、また、ルールが守られているかを確認することも必要だと教えていただきました。
研修内容については、全職員に周知しました。
今回の研修を受けて、大切な命を預かっている現場だということを肝に銘じ、今一度、気を引き締めて、職員一同、今年も力を合わせ保育に携わっていきたいと思います。
つしま幼稚園 谷口 真由美 記