令和6年6月8日(土)倉敷アイビースクエアで令和6年度岡山県私立幼稚園連盟春の総会が5年ぶりに対面で行われました。
落語家であり天台宗僧侶でもいらっしゃる、露の団子(つゆのまるこ)先生による楽しい落語の後、団子さんのご主人でいらっしゃる豊来家大治朗先生の息をのむような曲芸を披露していただきました。最後はご夫婦の講演を拝聴いたしました。
演題は「発達障害~なるほど!ぶっちゃけ夫婦トーク」です。
ADHDをもつ豊来家大治朗先生と一緒に生活される中で、露の団子先生が感じられたこと、また、大治朗先生が生きてこられた中で思っていたことなどを、ユーモラスにわかりやすくお話をしてくださいました。
ADHDを持っている人の約50パーセントが中学生以降に「ナルコレプシー」を発症し、緊張状態が続くと急に眠ってしまうことがあるので、緊張せずにリラックスして過ごせるようにすることが大切である。暗黙のルールは苦手ではっきり具体的に伝えること、特性が生きやすい環境を用意すること。同じ乗り物に乗っていると思うと比べてしまうが、違う乗り物だと自分の心持を変えることで、それぞれの役割(良いところ)を理解できるようになる。
特に印象に残ったことは、人はみんなそれぞれ発達の凸凹がある、みんな違ってみんないい。「天才バカボン」のバカボン、仏教のバギャボンは悟りを開いた人で、「これでいいのだ!」に繋がるのかな、というお話も興味深かったです。
つしま幼稚園 荘田・片平 記