先生のまなび

特別支援教室・障害児保育研修講座を受講して

岡山ふれあいセンターで行われた、岡山市発達障碍者支援センター 医療専門監 壷内 昌子先生による

「発達障害の理解と保護者支援」を受講しました。

今回の研修では、子どもの行動の背景に目を向ける大切さ、言葉の配慮の重要性、支援の方法など様々なお話を聞くことができました。

子どもの行動には理由(背景)がある。困っている子と関わる時には問題行動に目が向きがちですが、「どうしてこのような行動をとっているのだろう」と行動の背景に目を向けていきたい。

言葉の配慮の面では、「それを取って」などではなく「ピンクのコップを持って来て」など具体的に伝えたり、指差しをプラスするとより分かりやすくなる。

また、「走らないで」などの禁止表現ではどうしたらいいのか分からず、戸惑ってしまう場合もあるので、「〇〇先生と手をつないで歩こうね」などしてほしい言葉で伝えていきたい。

言葉だけでなく、視覚的にも支援することで安心感や楽しみな活動まで待つことができるなど、見通しを持って生活出来るようになる。また、予定を忘れても何度も見て確認できることで、失敗する機会が減り、褒められる機会が増え、自分の自信にもつながっていく事ができる。

今回の研修で、お話を聞いている最中、自分はどうかな?と日々の保育を振り返ることができました。

今回の研修の学びを日々の保育で最大限に生かしていきたいと強く感じました。

つしま幼稚園 森 夕佳 記

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