先生のまなび

特別支援教育・障害児保育研修講座を受講して

岡山ふれあいセンターで行われた、岡山大学大学院教育学研究科 教授 佐藤 曉先生による
「特別支援教育・障害児保育研修講座 障害のある子どもが安心してつながる居場所作り~保育の視点から~」を受講しました。

今回の研修では、子どもたちの居場所作り、保育教諭の動きや立ち位置、心構えなど様々なお話を聞くことができました。
先生が忙しなく動き回るのではなく、遊びの場に座っている。そうすると先生に話したい子どもたちがたくさんやってくる。その小さな気持ちでも受け止めてあげる、背中はいつも開けておく、それを大事にしたい。

室内、戸外の遊びの環境を作るうえで、子どもたちの興味が向くもの、子どもがびっくりするものを用意すれば自然と子どもも遊びに輪に入り楽しむようになる。その中に保育教諭も一緒に輪に入り、「楽しい!」などいろんな気持ちを子どもたちと共感し、分かり合うことで子どもたちとの信頼関係、愛着関係がしっかり築くことができると改めて感じることができました。

また、保育室や戸外遊びの環境整備に関しても、いくら遊びの環境を整え、用意していてもその遊びの場、コーナーに先生が必要不可欠。環境整備→人なのかもしれないなと感じました。

今回の研修で、お話を聞いている最中、自分のクラスではどうかな?自分の動きはどうかな?と日々の保育を振り返ることができました。
先生が座っていると、子どもたちは必ず来て「ねぇ先生!聞いて!」「先生!見てみて!これ作ったの!」と自分の楽しい気持ち、悲しい気持ち。いろんな気持ちや出来事をたくさん話してくれます。その一つ一つをしっかり受け止め、いろんな場面でのいろんな気持ちをたくさん共感しながら、毎日の時間を子どもたちと楽しんでいきたいと強く感じました。

                                       つしま幼稚園 小林桃枝 記

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